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背景
室内環境でmanetによる監視カメラを構築する
映像はメッシュネットワーク上で一定のフレームで転送される
問題
特定の端末に複数フローが集中したときに,
輻輳のために転送が出来なくなる問題がある.
また,アプリケーション側では輻輳が起こっていると判断
出来ないため,輻輳発生前と同じ転送レートで転送をし続けてしまう.
手法
中継端末は自身の負荷を監視し,送信元に報告する.
方法としては,一定間隔でHelloパケットに現在の負荷状況を
埋め込む方法と,一定以上の負荷が集中した際に報告する方法の
二つがある.前者の場合,一定間隔で全ての端末に対して
中継端末の負荷状況がわかるため,新規フロー作成時の
経路作成が容易に可能である.後者の場合は,
負荷集中が発生する以前に送信元に対して伝えることが出来ないが
新規フローが頻繁に発生しないような環境では使えるかもしれない.
また経路作成時に,既存の転送レートのままでは輻輳が発生する場合,
新規フロー作成端末は,現在流れているフローの送信元に対して
転送量削減の指令を出すことで,アプリケーション側での転送容量削減を測る.
見込
実装はアプリケーション側とルーティング側で行う
負荷状況を監視し,helloパケットに埋め込む部分
負荷状況を考慮してルーティング経路を決定する部分
アプリケーションにデータ容量を下げさせるよう命令する部分
アプリケーションでレートを下げる部分
想定トポロジが完全に固定の場合と
有る程度フラットな場合で難易度が違う 固定のほうがやりやすい
固定でまずは考えて,フラットへの拡張という方向で