10日からめものーとなる研究日誌的なものを書いているのだが、
そのうち少しづつ公開していこうかと思う。
勉強ネタもそうだが、思い立ったらすぐにメモ。どんなことでもメモ。そういう本。
■12日:携帯の新しい入力方式!?
携帯のメールなどで数字のキーをキーボード代わりに打つわけだが、
1を5回押したら「お」の文字が出る。
高校のときからポケベル入力に慣れていたため、前のDocomo携帯のときはポケベル入力に設定していた。
ポケベル入力は2文字を打つことでほぼ確実に主要ひらがなを打ち込むことができた。
たとえば、
2503524261 = こんにちは などだ。
これを今の入力方式で打つと、
2222200055446
になる。3文字も多い。
ただ、あかさたな などの先頭文字は一回ですむので早いが、
記号などを除くとして、単純平均3回数字を打つことで一文字表示される。
それならばポケベル入力式が早いのではないか?という仮説を立てた。
だが問題になってくるのは、50音の頻度。
あいうえお すべてが同じ頻度で入力しているのだろうか。
キーボードであれば、ローマ字入力なので、母音であるaiueoは最も多く入力しているはずだが…
頻度がもしわかったとして、それぞれの確率をPx、入力回数n(1=< n =<5)とすると、
Σ[xは"あ"~"ん"まで](Px*n) が、ひらがな一文字表示するために押すボタンの平均的回数である。
おお、確率論がこんなところで使えるぞw
でもメディアとか携帯による文化を研究している人らがいるかもな。SFCとか。
よりよい方法を創造するのもいいが、今ある資源を利用した最善の方法を考慮してそれを企業が提供していったらいいのに と思った。
設備投資も低くてすむだろうし。
新しい入力方式でそれが画期的な効果をもたらすものだったら、その特許でウハウハじゃーん?とか思ったり。
授業中ぼーっとしてるとこういう事を突然思ったりします。
やっぱ理系なんだなぁとしみじみ。
■就職とか
お金を稼ぐだけだったら一番手っ取り早い業種はやっぱり金融、証券なんだなぁとわかりましたww
そういう業界に就職する気はさらさらなかったんだけど、ファイナンスの授業で金融なりなんなりのお話を聞くとやっぱり面白い。
職業としてより、日本で、世界で、経済大国で生きていくなかで、知ってたら得するし、知らないとかなり損をするなぁと。
たとえば年金問題。サラリーマン、公務員、自営業と大きく分けられますが、
今年金問題がかなり大きくなってきているのはわかりますか?国民年金だけではないですよ。
既存の企業の雇用年金がなくなって、新しい形態に変わろうとしています。
今の自営業の方々がぜんぜん年金を貰っていないのは有名ですが、そのようなことが今後サラリーマンでも起こりうる可能性があります。
結論を言ってしまえば、福利厚生のしっかりした企業を選んで就職する のは、何よりも前提です。
きちんと企業の金融面も見ておかないと将来退職金がもらえない可能性ももちろんありますし。
外資系に就職するとか、実力だけでがんばれるとか、35までに転職するとかならいいのですが、
それにしてもどう転ぶかはわからないのでやっぱり就職のときは福利厚生を研究しておいたほうがいいですね。
ちなみに外資系は退職金がありません。その代わり課長クラスでも年俸3-4千万は超えられます。
スポーツ選手みたいですな・・w
金融面の具体例としては、退職金のための積み立て資金というのが企業にはあるのですが、その運用面をしっかり調べることです。
運用の仕方、結果によって将来企業年金が2倍3倍になる可能性は十分あります。
投資信託の勉強もしておかないと将来怖いねー!
はぁ・・・
今までのファイナンス授業で俺はいったい何を勉強したのかと。
やはり早めに社会に出て、すったもんだを味わってから転職するのが文系の最短出世ルートなのかなぁと。
必要になったら大学院に戻ってきて勉強し、再就職 と。
実際に世の中を動かしている人の意見を聞いていると、流動的な世の中なんだから、何度でもやり直しは効くなぁと思いました。
ただ、世の中を見る目をしっかり養っておく必要があるなと。
結構辛らつな事なんだけど、アウトソーシングで済む程度の仕事を受け持つ社員は早期リストラ対象に最もなりやすいので、
何か一つ、会社に必要とされる専門的能力を身に付けておかないと、就職しても危ういな。
プログラマーやSEの下の人らが給料低くても辞めない理由はここにある。
コンサルタントができたとしても、それではお金にならないようになってきた。
英語が話せる社員なんて山ほどいる。
その上でどういう専門があるか。分野を組み合わせると、その能力のある人 は一気に減る。
人気のある専門であれば、本当に高いレベルにならないと需要がないし、
逆に人気のない分野なら、ある程度の高さでも貴重価値がある。
研究のみならず、今後の人生において大切になってくると思いました。